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日本全国に伝わる『伝統工芸』。

昔から伝わる技術を各地で体験して、お伝えしたいと思います。

File8

『ミニ門松を作ろう!』

(大磯町・旧吉田邸)

体験でーたふぁいる3『旧吉田邸』

 

旧吉田茂邸は、明治17年に吉田茂の養父健三が別荘として建てたもので、吉田茂が昭和19年頃から、その生涯を閉じる昭和42年までを過ごした邸宅です。

政界引退後も多くの政治家が「大磯参り」を行い、また、元西独首相アナデウアー氏や、当時の皇太子殿下(今上天皇)と同妃殿下などの国内外の要人が招かれました。

吉田茂没後には、大平首相とカーター大統領の日米首脳会談が実施されるなど政治の表舞台としても利用されました。(大磯城山公園HPより抜粋)

なみに吉田茂は戦後の内閣総織大臣です。渡辺謙の主演で『負けて、勝つ〜戦後を創った男・吉田茂〜』というドラマもありましたね。

 

そうそう、今回作る門松のこともちょっと調べてみましょう。

立派な門です♪

広~い日本庭園。

て、ここからはミニ門松作りの体験です♪結構参加人数が多い!職員さんもまた多い!

大磯城山公園の職員さんたちが作り方を説明してくれました。

参加者一杯♪

ちょっと年配の人が多いかな・・・

作り方を説明中・・・

こちらは材料。

結構シンプル♪

よいよ門松作りを開始。わらを使って竹を包むというちょっと予想外な?手順からスタートです。均等に藁で包むのがかなりムズカシイ(--;)

これで『ミニ』なんだから本物は相当大変なんだろうなあ・・・。

 

わらを巻き終わったら、わらを『編む』作業です。こんな感じ↓

わらを巻いて・・・

編む!

編み終わり♪

は竹を本体に差し込みます。しかし本体の節の部分は水平じゃないので竹をまっすぐ立たせるのが難しい~(T T;)

わらを竹の隙間に入れてうまく調整します。

 

最後に松の葉を周りに差し込んで完成です。

 

【感想】

日本人にとってはごく当たり前のものである『門松』を自分で作ることができたのはよかったです。たくさん人がいた割にはみんな黙々と作っていた感じだったので、もっと和気あいあいと出来ればよかったかな~。

あと、もっと詳しい説明があるとよかったかな・・・。

 

【体験場所】

旧吉田邸(大磯城山公園)

神奈川県大磯町国府本郷551-1(管理事務所)

 tel/0463-61-0355

黙々と作成中・・・

完成~♪家で飾ろう!

体験でーたふぁいる4『門松』

 

門松(かどまつ)とは、正月に家の門の前などに立てられる一対になった松や竹の正月飾りのこと。松飾りとも言う。古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがある。

神様が宿ると思われてきた常盤木の中でも、松は「祀る」につながる樹木であることや、古来の中国でも生命力、不老長寿、繁栄の象徴とされてきたことなどもあり、日本でも松をおめでたい樹として、正月の門松に飾る習慣となって根付いていった。能舞台には背景として必ず描かれており(松羽目・まつばめ)、日本の文化を象徴する樹木ともなっている。

また、地域の言い伝えにより松を使わない所もある。

新年に松を家に持ち帰る習慣は平安時代に始まり、室町時代に現在のように玄関の飾りとする様式が決まったと言われる。

統工芸の体験は各地でやってますね。

今回の内容は、誰でも知ってるのに自分で作った人はあまりいないであろう『門松(ミニだけど)』を作る体験です。

結構日本庭園とか大きな公園の施設とかでやってますが、今回は偶然ごんぞーの家の近くの大磯城山公園にある旧吉田邸が会場です。

ちなみに、旧吉田邸って何よ?と思った人もいるでしょうから、ここでDATAを1つ。

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