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カンボジア大紀行 1996

 ちらでは私が1996年に行ったカンボジアでの様子をお知らせします。ちょっと内容が多くなりそうなので数回に分けてレポートします。

今でこそASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟したカンボジアですが、私が訪れた時にはまだ内戦終盤の国であり少なくとも『旅行先』ではなかったですね~。まずはカンボジアの概要とクメール・ルージュ(ポルポト派)について勉強しておきましょう。

わーるどデータファイル1『カンボジア王国』

 

カンボジア王国(カンボジアおうこく)、通称カンボジアは、インドシナ半島に位置する東南アジアの立憲君主制国家。東にベトナム、西にタイ、北にラオスと国境を接し、南は南シナ海に接する。首都はプノンペン。国民の90%以上がクメール語(カンボジア語)を話し、仏教(上座部仏教)を奉ずるクメール人(カンボジア人)である。1953年にフランスから独立。その後、クメール・ルージュ(ポルポト派)との内戦を経て、現在の民主主義国家となった。人口1513万5000人。

 

正式名称は、クメール語でព្រះរាជាណាចក្រកម្ពុជា(発音:プレア・リアチア・ナーチャッカンプチア、ラテン文字表記:Preăh Réachéanachâkr Kâmpŭchea)。プレアは王の称号。リアチアは王、ナーチャックは国で、両方合わせたリアチアナーチャックは王国と言う意味。隣国のタイの正式名称とよく似ている。

公式の英語表記は、Kingdom of Cambodia(キングダム・オブ・カンボゥディア)。略称は、Cambodia。

わーるどデータファイル2『クメール・ルージュ(ポルポト派』

 

ポルポト政権を説明するためには、当時の世界情勢を知っとく必要があるので、軽く説明します。当時の世界は冷戦真っただ中でした。冷戦って知ってますよね~??(・.・;) 簡単に言うと、アメリカ率いる資本主義国とソ連率いる社会主義国に世界中の国が分かれて、いがみ合っていた時代です。一歩間違えれば、核戦争勃発な時代です。

 

→全文表示。ここをクリック!(非常に長いですが、わかりやすく説明されています)
 

 て、まずはカンボジアに上陸です。最終的な目的地はプレイベン州というところですが、まずは首都のプノンペンから。さすがに首都だけあって大きな市場や建物も見えますね~。

①これが空港。日本の空港とは全く違います!

②プノンペンの道路は広い。元フランス領なのでアジアとは違った雰囲気。

 て、まずはカンボジアに上陸です。最終的な目的地はプレイベン州というところですが、まずは首都のプノンペンから。さすがに首都だけあって大きな市場や建物も見えますね~。

 

プノンペンの特徴としてすぐに気付くのが、とにかくいろいろなものが『ない!』(日本に比べればですけど)ということが挙げられます。無いものとして、

 

①信号がない!

ベトナムもないところが多いですね。信号がないので、当然バイクなどの乗り物は歩行者のために止まったりは・・・しません。

歩行者はバイクがガンガン走っているところを無理して渡るのがここでは『普通』です。

最初はバイクに轢かれそうで超怖いですよ!けど、タイミングになれると徐々に渡れるようになってきます。

 

②車がない!

いや、車自体はあるんですけど・・・、バイクが多くて多くて・・・。爆音とどろかせて走りまくってます。車はめったに見れません。ちなみに走っている車は日本車が多い。

また、日本では走らないだろうというくらいの中古車もここでは普通に走る!

 

③基本的に店の商品は値札なし!

・・・簡単に言えば買い物はすべて交渉!ってことです。国自体が発展途上だし、基準となっている値段が分からないし、ジュエリーなども同じなので、そもそもこの商品は本物なのか?と疑ってしまう!普段値札通りに買い物したり、証明書に頼っている日本人にはつらいかも?多少ぼったくられてもしょうがないという覚悟が必要か?

ちなみに、19年前の時点でプノンペンにコンビニは1件しかありませんでした。値札付きの店はここのみです。コンビニであふれかえっている日本とは別世界♪

 

 

に、『・・・が多い!』っていうのもあるので、こちらもどうぞ♪

 

①路面店が多い。

タイとかも多いですけど・・・。いわゆる『屋台』ではなくて、日本でいえば『フリーマーケット』に近い雰囲気で商売してます。ココナッツ(ジュース)を売ってる店が多いですね~。

暑い国なのでココナッツは重宝しましたね。

 

②危険も多い!

カンボジアの人の言葉を借りれば『みんなお金がない』国だという話。都会ではそれが原因で治安が悪いところも見られます。ホテルの階段で後ろから銃を突き付けられた日本人もいたとか。

基本的に物価は安いのだけど、たとえば安いホテルはセキュリティが甘かったりします。ごんぞ~は一眼レフやビデオカメラを盗まれてしまった~。

まさに『自己責任』の世界。

バイクタクシーに乗る時も女性1人はやめた方がいいっていわれてましたなあ・・・。

 

では、今回はこの辺で、次回はいよいよプレイベン州に行きましょう。

こちらをクリック!

④ひときわ目を引く『独立記念塔』

③数ある市場の1つ。

セントラルマーケット。

クメール語だと『プサートゥ・メイ』

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